中年もっくんの投資と闘病の話

病気に負けず勤勉・倹約・投資をモットーに豊かな生活を目指すブログ

配当王と配当貴族の話

こんにちは、中年もっくんです。

 

アーリーリタイヤ後の収入として、障害年金に加え、投資による収入を計画しています。投資による収入ですが、①キャピタルゲイン狙いで資産の増加分を切り崩して収入を得る方法と、②インカムゲイン(配当収入)によるものがあります。自分の場合は、②インカムゲイン(配当収入)をメインに考えています。

 

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キャピタルゲインからインカムゲイン狙いへ

キャピタルゲイン狙いとしては、右のお勧め書籍でも紹介されていますが、米国株の長期にわたるインデックス投資が素人が負けない投資として有名です。

自分の場合も、これまでは日経平均株価や米国S&P500に連動するインデックスファンドをコツコツ積み立てることにより資産を増やしてきました。

しかし最近は、アーリーリタイアのための出口戦略として、キャピタルゲイン狙いからインカムゲイン狙いに、資産をシフトさせています。

 

米国株の上昇と過去の暴落

米国の株価指数は過去に何度かの暴落局面を迎えながらも、現在は過去最高値レベルにあります。

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上図は過去のダウ平均株価の推移ですが、100年以上にもわたり右肩上がりです。しかし、過去に何度かの大暴落が起きました。

 

nikkeiyosoku.com

 

上記の投資の森様に歴史がまとめてありますが、その中から最近の暴落を抜粋すると、

【ブラックマンデー】1987年10月19日に起こった世界的な株価の大暴落で、NYダウが22.6%下落。

【ITバブル崩壊】ナスダック指数が2000年3月では高値の5132ポイントをつけましたが、その後は下落を続け、2001年9月には1300ポイント台まで約70%も下落。NYダウも11000ドルから7000ドル台へ下落。

【リーマンショック】サブプライムローン問題により2007年から徐々に下落、リーマンショックが起こった2008年8月から下落が加速し、NYダウは9月26日には11143ドルだった終値が、10月9日には8579ドルにまで下落。

 

キャピタルゲイン狙いの危険性

上記の通り、世界の株価は暴落を繰り返しています。今後も何らかの暴落が起こる可能性は高いです。

アーリーリタイア後の収入をキャピタルゲインに頼っている、つまりファンドの上昇分を切り崩して生活費に充てていると、暴落時は上昇分が無いわけですから、元本を切り崩すことになります。しかも、暴落時ですから、安い株価で売ることになります。

ちなみに、アーリーリタイア後ではなくて、資産形成時期だと話は別で、暴落時は安く買えますし、いずれ株価も復活します。なので、淡々とインデックスファンドの積み立てを続けたらいいと思います。

 

配当王と配当貴族

上記のような暴落時でも株の配当を増配し続けている銘柄があります。連続増配50年以上のものが配当王、連続増配25年以上のものが配当貴族と呼ばれているものです。

配当王で検索してもらえればわかりますが、2019年6月時点で配当王は27銘柄も存在します。下記は複利のチカラで億り人様の情報です。

 

hiromethod.com

 

例えば生活必需品のP&Gは63年連続、バフェット銘柄で有名なコカ・コーラは57年連続で増配を続けています。

もちろん暴落時には配当王・配当貴族といえども、株価は大きく下落します。しかし、配当は増え続ける。すごいことだと思いませんか??

残念ながら日本株には配当王に該当する株はありません。花王が30年連続増配を行っており、日本版の配当貴族ですね。その他にも、三菱UFJリース、沖縄セルラー電話、KDDIなども、リーマンショック時にも増配を続けました。

 

高配当・連続増配株を永遠に保有するという戦略

・米国株は過去100年以上も右肩上がり
・暴落しても必ず復活する
・暴落中でも増配(減配しない)

以上の事実により、高配当・連続増配株を永遠に保有し、配当をもらい続け、アーリーリタイア後の生活の糧とする。

これには暴落時も心が乱れないという胆力が必要です。精神修行ですね。

 

今回はここまで。次回は実際に投資している銘柄を紹介しようと思います。

ではでは。 

 

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