こんにちは、中年もっくんです。
今回は、息子の投資の話です。
息子にお金教育を始めました
ひとり息子は現在高校二年生。息子がリタイアする頃には公的年金は期待できない。 となると、今から投資を教え込んで、老後の資金を蓄えさせないといけません。若いころから少額からでも投資を始めると時間という武器が使えますからね。高校入学をきっかけに、息子のお金の勉強が始まりました。
金持ち父さん貧乏父さんの本を与える
まず最初に、右のおすすめ書籍にあるロバートキヨサキの ”金持ち父さん貧乏父さん” を読ませました。 普通に生きていると知らない世界を知ってもらうためです。 読んだ感想を聞くと、「う～ん、あんまり面白くなかった」とのこと。まあ、そんなもんですね。若いころに頑張っていい会社に入っても、お金に疎かったら幸せになれないと、何となく分かってもらえたらいいのになーって感じで、スタートしました。
最小限の説明
もちろん息子は投資や経済の知識はゼロ。なので最小限の情報を与えました。
・株については何となく知っているようでした。会社は株主のもので、株主に利益を還元する。それは配当であったり、株主優待であったりする。
・上場会社というものがあって、その会社は株を市場に公開してて、我々はその株を時価で売買できる。
・株価は需給で決まり、毎日変動している。日本の株も世界の経済の影響を受ける。株を安いときに買って高いときに売れば収益が得られる。
・TVでよく見る日経平均株価というのは、日本経済新聞社が東証一部に上場している企業から独自の基準で選んだ225銘柄の平均株価である。
・個別株の他にも投資信託やETFがある。
・日経レバレッジ指数ETF（1570)、日経インバース指数ETF（1571）というのがあり、日経平均が上がる（下がる）と確信できる場合は買ってもいい。
・利益や配当には税金がかかる。儲けの20%ちょっともっていかれる。
・日本とアメリカとの成長率の比較。アメリカ株も売買できる。
・二つの格言「人の行く裏に道あり花の山」「もうはまだなり まだはもうなり」
あとはGoogle先生に尋ねなさい。
100万円の運用開始
証券会社に未成年口座を開設し、100万円を入金しました。それで息子に 「あなたの口座には100万円ある。これを運用しなさい。そして利益分があなたの小遣いになる。運用次第では毎月5,000円くらいの小遣いにはなるはずだ。運用に成功したら倍の200万円になるかもしれないよ」 と伝え、息子の投資が始まりました。
息子には内緒ですが、ジュニアNISAも開設して、楽天VTIの積立も開始しました。成人したらつみたてNISAに引き継ぎます。そして息子が社会人になったら「これまであなたの口座でNISAを続けてきた。これからはあなたの稼ぎでNISAを続けなさい。毎月3万ちょっと。がんばって倹約して投資金を準備しなさい。そうすればあなたの将来は明るい」と言ってやりたいと思っています。
利益の使い道
利益は再投資するのが長期投資の正攻法ですが、そこはまだ物欲がある高校生。利益は浪費で消えていきます。息子が投資を始めた2018年4月は、その頃は日経平均が上り調子で、すぐに5万円の利益が出ました。主に、日経レバレッジ指数ETF（1570)と日経インバース指数ETF（1571）の売買で利益が出たようです。 その利益から3万円を出金してゲームに課金していました。 利益の使い道には制限を設けていないので、仕方ないです。
小遣いの使い道としては、友達との付き合いで、下校時の飲み食いを想定していました。しかし、コミュニケーションはLINEやゲームのチャットを通してやってるみたいで、学校が終わると直帰。自分の部屋に引き籠ってなんかやってます。完全にインドア派。
学校が終わったら友達と遊んで帰ってきたらいいと思うのですが、友達も含めて、みんな直帰みたい。それで、家からSNSでコミュニケーション。これが現代の高校生の生態か！？
今後の目標
利益が出たら出金。そして浪費。これが息子の今のスタイルのようです。小遣い稼ぎのための投資なので仕方ないですね。でも将来は、賢明な投資家になって欲しいものです。
投資を始めて1年と少し経ちますが、これまでで12万円以上の利益が出たみたいです。年利 9% 超え。自分よりも好成績です・・・。ビギナーズラックとは恐ろしい。
それで今は7万円ぐらい利益を貯めていて、それで iPad Air を買うそうです。荒野行動で強くなるためだそうです。よくわかりませんが・・・。
浪費が多いですが、投資でお金が稼げる実感が出てきたようです。いずれ、利益を再投資するうまみを見つけて、浪費行動から投資に変わってくれるのを信じつつ、見守っていきたいと思っています。
何か変化があったら、インベスタームスコ続編を記事にしたいと思います。乞うご期待。
ではでは。
