こんにちは、中年もっくんです。
先日、グリコ 高濃度ビフィズス菌飲料 BifiX 1000α(ビフィックスアルファー)でヨーグルトを作った記事を書きました。 今回は、明治プロビオヨーグルトLG21にチャレンジしました。 というのも、先日の健康診断で、妻がピロリ菌持ちだという事が判明しまして、このLG21乳酸菌は “胃で働く乳酸菌” でピロリ菌の除去効果があるそうなので、 これは量産するしかない、ということでチャレンジです。
LG乳酸菌について
お客様の健康な毎日に貢献したいと願う、明治独自の乳酸菌研究の中で胃での働きに着目して選び抜かれた特別な乳酸菌です。正式名称は、Lactobacillus gasseri(ラクトバチルスガッセリー)OLL2716株。頭文字の“L”と“G”、そして21世紀への飛躍に願いを込めて菌株ナンバー“2”と“1”をとり、LG21と名付けました。
明治が保有する約2,500種類以上(当時)の乳酸菌ライブラリーに保有する菌株を、酸に対する耐性が高く、胃の中の酸性条件でも増殖可能で、さらに胃由来培養細胞への付着性が高いなどの特性に注目して選定。長年にわたる地道な研究を積み重ね、ついにたどり着いたのが「LG21乳酸菌」(Lactobacillus gasseri OLL2716株)。これまで、乳酸菌の働きは“健康によい”という漠然とした特徴で知られていました。しかしLG21乳酸菌は、“胃で働く”という個性的な特徴を持つことで、乳酸菌の新たな可能性を切り拓いたのです。
※明治プロビオヨーグルトのHPから抜粋
注意すること
1.前回、ヨーグルトメーカーの自動メニューで "プレーン" を選んで作りましたが、設定された9時間では発酵は不十分でした。 気温が低かった(13℃)ので、熱が外に逃げたようです。今回は、保温のためにタオルを巻くことにします。
2.常温(20℃前後)ではカビや大腸菌が発生しやすいそうです。そのため、ヨーグルトを作る前に、牛乳を密閉したまま人肌くらい(〜40℃)まで予備加熱しておくと良いそうです。
3.これが一番大事なんですが、LG21をヨーグルトメーカーを使って家庭で作ることは難しいそうです。LG21は編性嫌気性菌(へんせいけんきせいきん)なので酸素がない環境でのみ生育できる微生物だそうです。なので、牛乳の表面にラップなどして酸素を防いで発酵させます。
いざスタート
↓ 今回はこのセットでやります。
牛乳はパックのまま電子レンジでチンして、40℃まで加熱します。牛乳とヨーグルトを専用容器に入れて軽くかき混ぜます。その後、空気(酸素)との接触を減らすため、牛乳の表面にラップします。
容器の蓋を閉めた後、空気の混入を防ぐため、さらにラップを巻きます。
容器をヨーグルトメーカーにセットして、自動メニューの ”プレーン" を選びスタートボタンを押します。保温のためにタオルを巻きます。
これで9時間待ちます。
完成
9時間後、しっかり固まっていました。少し味見してみましたが、酸味があり、まさしくヨーグルトでした。このまま冷蔵庫で冷やし、明日の朝食で頂きます。
翌朝、リンゴにヨーグルトをかけておいしくいただきました。
感想
今回は自動メニューでしっかり固まりました。タオルの保温が効いたのだと思います。食感は市販の固形ヨーグルトそのものでした。味は、少し甘くて、酸っぱさが少ないかな。今回のやり方でヨーグルトは見事に完成しました。
しかし、明治のHPには、「プロビオヨーグルトLG21を種菌にしてヨーグルトを作れますか」という問いに対して、「プロビオヨーグルトLG21には、他の乳酸菌が含まれていますので、ヨーグルトを作ることはできます。ただし、LG21乳酸菌は、空気(酸素)に弱いため培養が難しく、一般家庭では同じヨーグルトを作ることはできません。」という回答が掲載されています。
今回は、極力、牛乳が空気(酸素)に触れないように工夫したつもりですが、ふたを開けてみると、出来たのは普通の乳酸菌のヨーグルトで、LG21乳酸菌はほとんどが死滅している可能性もあります。これは素人には確認できないので、いったいどんなヨーグルトが出来たのか分かりません。しかし、「気の持ちよう」で、「LG21乳酸菌由来のヨーグルトができた」と思いこんで、おいしく頂くことにします。しばらくこのヨーグルトを食べ続けて、胃の調子が良くなったらラッキーということで。
ではでは。
↓ 今回使ったヨーグルトメーカー