中年もっくんの投資と闘病の話

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米国株取引手数料の引下げ競争の話:最低手数料競争は終結かな

こんにちは、中年もっくんです。

 

最近までは、米国株の取引手数料はネット大手三社(マネックス証券、楽天証券、SBI証券)で横並びで、税抜きで、約定代金の0.45%、最低手数料5米ドル ~ 手数料最大20米ドルでした。なので、小口の取引では、最低手数料5米ドルに引っ掛かり、手数料負けという現象が起きていました。SBI証券では米国ETFの自動積み立てが出来ますが、手数料負けしないためには約定金額を1,112ドル以上にする必要がありました。

例えば、バフェット銘柄で有名なコカ・コーラ(KO、1株$52)を積み立てで1株購入する場合は、購入の度に手数料が$5ドルも取られます。手数料が10%になるので、こんな買い方をする人はいないと思います。

ところが先週からマネックス証券を先駆けに、各社が最低手数料の引下げを行いました。米国株投資家には朗報です。各社激しい競争でややこしいですが、時系列に沿って記事にしますね。

 

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まず、7月4日、マネックス証券が最低手数料引き下げの発表を行いました。

 

www.mokkum.jp

 

最低手数料を5米ドルからいっきに0.1米ドルに引き下げました。上のコカ・コーラの例では、5米ドルから正味0.45%の0.23米ドルに引き下がります。1株買っても、100株買っても、手数料は0.45%なので、毎日1株積立てても、手数料の割り増しはありませんね。

「マネックス証券さん、ありがとうー」って思っていました。が、なんと、マネックス証券が手数料引き下げを発表した翌日(7/5)、楽天証券も追随しました。はやー。

 

www.rakuten-sec.co.jp

 

マネックス証券は手数料を5米ドルから0.1米ドルに引き下げましたが、楽天証券はその1/10、0.01米ドルに引き下げました。適応は7月22日からです。やりますね楽天証券さん。でも、手数料が0.1米ドル以下になるケースはほとんど無いので、実際は0.1ドルと0.01ドルの違いは無いと思います。でも「より低い手数料を提案する」その姿勢には好感が持てますね。

 

さらに翌日(7/8)、楽天に負けじと、マネックス証券が最低手数料をさらに値下げ、0.1米ドルから0.01米ドルにしました。楽天証券に合わせたんですね。

 

info.monex.co.jp

 

そして最後にSBI証券、なんと最低手数料を0(ゼロ)にするとのこと。適用は7月22日約定分からです。

 

SBI証券|株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA

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 そしてまとめると、

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SBI証券のHPより

 

SBI証券が0ドルで目立ちますが、0.01ドルでも十分に低い手数料で、実質0ドルと変わりません。ほんの数日前まで、最低手数料は三社とも5ドルで、小口で米国株を購入するのは手数料負けするので、抵抗がありました。これからは、1株からでも米国株を積み立てできますね。

 

ところで、手数料の上限は三社とも20米ドル。上限の競争も始まるとさらにうれしいですね。期待して待つことにします。

 

【追記】

7月10日、楽天証券とマネックス証券も追随し、三社とも米国株の最低取引手数料が0米ドル(無料)になりました。めでたしめでたし。

 

ではでは。

 

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